ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

呪文つまりのスプライトについて考える

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今日はこちら。

 

ローウィンで登場した青2マナ1/1飛行、瞬速のフェアリー・ウィザード。

戦場に出た時、マナ総量が自分がコントロールするフェアリーの数以下の呪文1つを対象とし、それを打ち消します。

 

フェアリーは部族をテーマとするローウィンのメイン部族の1つで、中でも青黒フェアリーはそのカードパワーの高さ、安定性から非常に強力なデッキとして君臨しました。

 

呪文づまりのスプライトはクリーチャーを展開しながら対戦相手の呪文を打ち消せる優秀なクリーチャーです。

ボード・アドバンテージ、テンポ・アドバンテージをわずか2マナで取れる為、そのカードパワーは非常に高く、青黒フェアリーを代表する1枚となっています。

 

単体でも1マナ呪文を打ち消しながら1/1飛行を展開できると有用で、特に下環境ほどマナ総量が減りやすい為より強力になります。

その性質から他にフェアリーを入れず、単体で採用されることもあります。

 

スタンダード環境では、こちらも青黒フェアリーを代表する強力部族エンチャント苦花により頭数を増やすことで、4, 5マナ程度の呪文も打ち消せるようになり、こちらもかなり強力です。

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同様にリミテッドでも、ある程度の枚数を取れていればその効果を充分発揮できるでしょう。

 

コモンである為パウパーでも活躍。

長らくメタの一角に君臨し、フェアリーの大群は禁止されてしまったものの、現在もフェアリーの予見者などと合わせて、デッキのキーカードとして活躍しています。

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ウィザードもシナジーが多く有効。

激浪の研究室を合わせて使うと毎ターン使い回せるのでソフトロックが可能です。
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誘発型能力は強制ですが、対象に取らないといけないわけではない為、スタックが空でも唱えることができます。

一方で対象に取れるのであれば取らなければならず、誘発前に除去等でフェアリーの数が変動してしまった場合、最悪自分の呪文を打ち消すことになってしまいます。

 

ジャンプスタート2022のデッキの1つにフェアリーが存在し、このカードはその1枚として収録されます。

コモンながら非常に強力な1枚なので人気も高そう。

ではでは!

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