今日はこちら。
蒐集家、ザンダー卿から吸血鬼化の贈り物を受け取った最初の人物である欲深き者、エヴリンは、旧カペナの時代から様々な遺物を収集してきました。
彼女達の間に恋愛関係はもう無いものの、その専門知識から彼女は彼の私的書庫を閲覧できる数少ない人物の一人となっています。
礼儀正しく寛大で親切な人物ですが、彼女を過小評価すれば彼女が殺し屋である事を思い出させてくれます。
ニューカペナの街角で登場した4マナ2/5瞬速の伝説の吸血鬼・ならず者。
これか他の吸血鬼が自分のコントロール下で戦場に出る度各プレイヤーのデッキトップを固有のカウンターを乗せた状態で追放する能力と、毎ターン1回自分が追放して固有のカウンターが乗っているカードを色拘束を無視してプレイできる能力を持っています。
また弧の真ん中の色のマナ、及びその友好色とその色の混成マナを持つレアサイクルの1枚です。
単体でも2人戦で2枚、多人数戦ならそれ以上のカード・アドバンテージをもたらしてくれます。
各ターンに1枚という制約はあるものの、タフネスが高い為ブロックで時間を稼ぐ事もできます。
また瞬速なので相手のエンドに展開する事もでき、隙が少ないのも強力。
難点として高いタフネス以外の除去耐性がなく、本人が戦場を離れてしまうと使えなくなってしまう事が挙げられます。
特にインスタント・タイミングで除去られた場合が最悪。
ただ自分の他の欲深き者、エヴリンで追放されたカードでも唱えられる為、2枚目以降の選択肢を増やす事位はできます。
ちなみに2つ目の能力で唱えられるのは自分が追放したカードのみとなっているので例え相手が欲深き者、エヴリンを出したとしてもこちらの欲深き者、エヴリンが追放したカードを取られる事はありません。
(まあそうなったら面白そうだけど)
リミテッドでは除去が弱い事もあり結構強力。
吸血鬼もそれなりの数がいるのでかなりアドバンテージを稼いでくれそうです。
構築では青黒赤吸血鬼で活躍。
トップメタである白青黒ミッドレンジに対して各種除去に耐性があり、リソース勝負を仕掛けやすいです。
強力なクロックとアドバンテージ獲得能力を持つ青黒赤吸血鬼。
今後メタゲームの中心となるのでしょうか。
ではでは!