今日はこちら。
ニューカペナの街角で登場する2マナ3/2の人間・戦士。
素のスタッツがすでに優秀で、2マナでパワー3を持つ黒単色のクリーチャーとしては初めてデメリットの無いクリーチャーとなっています。
その性質からアグロでの活躍がとりあえず期待できます。
奇襲を持っていますが(2)(黒)(黒)に加え2点のライフとかなり重くなっています。
使い捨てであることを踏まえれば対戦相手しか対象に取らないもののその対象は対戦相手に選択権のあるキャントリップ付きの稲妻。
奇襲の話だけをするのであれば同時収録のコモン橋桁のうすのろの方が明らかに強いです。
しかしその理由が次の効果。
この奇襲コストなんと彼が墓地にいる間にも唱えてよくなっています。
しつこい負け犬は何度やられてもまた戦場に這い上がれるのです。
ガッツがあるなぁ。
4マナで3点与えつつ何度でも1ドローできるのは結構強そう。
2点ペイもあるのでアグロ相手には不向きですが、ミッドレンジ以降のリソースの取り合いでかなりの強さを発揮してくれそうです。
死亡誘発及び死亡後の墓地利用という事で追放除去が弱点かと。
消失の詩句や放浪皇等数自体は多いです。
ただ結局の所彼は2マナのクリーチャーでしかなく、それにこれらを使ってくれるならそこそこいいのでは?という感じもします。
所詮負け犬ですし。
追放されたところで誰も悲しむ者などいないのです。
でも棘平原の危険で消えるのだけはやめてくれ。
1点ダメージでは死にませんが、奇襲で出していた場合ターン終了時の生け贄で追放されます。
当然1ドローもなし。
あと細かいところで行くとスレイベンの守護者、サリアなんかも先制攻撃で即死するので弱め。
元々アグロ相手に積極的に使いたい能力ではないですしね。
彼女を棒立ちさせられるならそれも悪くないか。
身を削りながら敵と戦う為戦場に戻るボクサー。
最後は死んでしまう辺り明日のジョーの力石徹を連想するんですが、彼を負け犬というのはなぁ…。
最後一応勝つし。ではでは!