今日はこちら。
ニューカペナの街角で登場する斡旋屋一家の魔除け。
アラーラ次元で言えばバントですね。
1つ目の効果はPWも対象に取れる待ち伏せ。
待ち伏せが直接射撃の下位互換とはいえ使い勝手としてはほとんど変わらないでしょう。
緑が得意とする一方的格闘に属する効果であり、この色でインスタント・タイミングで除去できるのはかなり優秀。
一方でパワーの大きなクリーチャーを用意する必要があり、どちらかというとタフネスが大きくなりがちなカラーリングなのは少し減点対象でしょうか。
また単体ではクリーチャーを用意できない点、格闘特有のマナ総量の軽さがない点も少し痛い気がします。
まあPW抜けるのはかなり強力ですけどね。
ならマナ総量4以上の効果と見ても良い?
2つ目の効果は啓蒙。
マナ総量で言うと僅か1マナの効果。
帰化と解呪有するカラーリングであるにも関わらずアーティファクトを破壊できません。
とはいえ確実に1:1交換ができる能力であり、対象が存在すれば有用な効果となります。
現スタンダードには婚礼の発表や永岩城の修繕等優秀なエンチャントが複数存在し、それらをメインから破壊できるのはかなり魅力的だと思います。
実際のところこの能力でアーティファクトも触れるとクリーチャー、PW、エンチャント、アーティファクトと土地以外すべてに触れる事になってしまうので、流石に汎用性が高すぎたのかもしれません。
厄介な土地も大抵ミシュランとしてクリーチャー化しますし。
3つ目の効果は霊感。
マナ総量だけで見れば最も強力な能力であり、この魔除けのメイン能力となりそうです。
青という事もあり相手の動きを見てからドローできるのはかなり強力。
打ち消しを警戒して動かれなかった際に、アドバンテージを獲得しに行けるのはかなり嬉しいですね。
強力な効果の揃った汎用性の高い1枚。
現環境で特に強力な白絡みという事もあり、このカラーリングのデッキは結構活躍してくれそう。
特にミッドレンジ同士のにらみ合いにおいて軽蔑的な一撃を構えられるのはかなり強力な動きだと思います。
果たして斡旋家一家の斡旋はうまくいくのでしょうか。
ではでは!