ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

ジェディット・オジャネンについて考える

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今日はこちら。

 

レジェンドで登場した伝説の猫・戦士。

レジェンドの発売が1994年6月なので実に28年前のカードとなります。

僕まだ産まれてなくて草。

 

ジェディットはAR33, 4世紀頃のジャムーラ大陸南西部エフラヴァ出身の猫族の男性です。

次元で言えばドミナリアになりますね。

父はイェーガー・オジャネン。

母のムサタは氏族のシャーマンです。

 

虎の特徴を備えたジェディットは、種族最強との呼び声も高い優れた戦士です。

エフラヴァを離れ、ロバラン傭兵隊に入隊した彼は、その傭兵隊を率いて、北の国の暴君ヨハンに立ち向かいます。

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ヨハンは彼の父親の代からの宿敵でもありました。

ジェディットの活躍により傭兵隊の名声は大いに高まり、エフラヴァの虎の民はジェディットの統治下で繁栄を築きました。

 

猫族最強の戦士という事もあり、そのスタッツは5/5と大きめ。

現在でも猫としては4番目に強力なスタッツとなります。

その強大なスタッツで、大抵のクリーチャーをなぎ倒せる事でしょう。

 

弱点としては7マナのマルチカラーバニラである事。

特に7マナであるという事がかなり痛く、構築はおろかリミテッドですら使いたくありません。

除去が無く、クリーチャーも弱ければなすすべなく倒されるしかないんですけどね。

ただそんな状況なら6/6とか他のクリーチャーでも充分ゲームは終了するので…。

 

逆に言えばデッキに複数枚入るという事はないと思われる為、伝説であるという事が足を引っぱる可能性は限りなく低いです。

喪心が効かなかったり、伝説のソーサリーが撃てたりするので、メリットと捉えられない事もないです。
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なんでこんなに弱いバニラが?

と思うかもしれませんがレジェンドには5マナ4/4のトバイアス・アンドリオン、クリーチャーの強い色である緑白でも5マナ4/5のジャスミン・ボリアルとマナ・コストに見合わない伝説のクリーチャーが結構いました。

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そもそもレジェンドは伝説のクリーチャーが初めて登場したパック。

今ほどゲームバランスを考えていなかった、伝説というだけでかっこいいから伝説にしていたとかが理由だと思われます。

(ちなみにこれらは開発部がダンジョンズ&ドラゴンズのキャンペーンで使用していたキャラクター群とか。

フレーバーテキストを書く為にバニラにされた説もありますね)

 

その背景設定及び歴史から人気のあるクリーチャーの1体で、彼を主役としたアメコミや小説があるとか。

また今年寅年であるという事で新規アートを獲得。

プロモーション・カードとして配られるそうです。

バニラであるという事を活かした派手なデザインはかっこいいですね。

ではでは!

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