ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

冥土灯りの行進について考える

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今日はこちら。

 

今回のX呪文レア・サイクルの1枚。

手札の同じ色のカード(今回の場合白)を望む枚数手札から追放する事で、1枚につき(2)安くする事ができます。

 

白の効果はマナ総量がX以下のアーティファクト、クリーチャー、エンチャント1つを追放するインスタント。

ほぼ万能除去であり、スタンダードよりも下環境で強そうな1枚です。

 

モダンで暴れている虹色の終焉と比べても遜色ない性能をしており、違いとしては以下。
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・X=0でマナ総量1を抜けない

・同様に同じマナ総量を持つ対象に対しては1マナ多くかかる

・PWが抜けない

 

・マナ軽減効果

・単色でもいい

・マナさえあればマナ総量6以上も抜ける

・インスタント

・クリーチャー・エンチャント・アーティファクトであれば土地も抜ける

 

まずはデメリットから行くとマナ総量1に対し、白マナ1つで抜く事はできません。

同様にマナ総量2、3に対しても1マナずつ重くなっています。

ただ実際には(白)(青)、(白)(青)(赤)という様にかかる事を考えると(2)(白)、(3)(白)の方が唱えやすいかもしれません。

 

PWが抜けないのは主にスタンダードで影響するデメリットで、環境には不笑のソリン蜘蛛の女王、ロルスが存在しており、これらが抜けないのはかなり痛いです。

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とはいうもののそもそも虹色の終焉はモダン以下しか使えず、仮に上2人を出された場合4色以上を要求されるので、結局抜けないパターンが多そうです。

 

ここからはメリット。

まずは手札を犠牲に支払いを軽減できる効果。

サイクル共通の効果ですが、これにより2マナ以下を1マナで処理する事も可能になります。

テンポとしては破格であり、手札1枚と2マナというレートもそこまで悪いものではありません。

 

単色でいいのもかなりの強みで、これを採用すれば青白コンに無理やり赤等を入れる必要がありません。

(白)(白)(白)等でもいいのはかなり嬉しいですね。

白単等での採用も十分考えられると思います。

 

Xがマナの量に依存している為、6マナ以上も抜く事ができます。

スタンダードでは無視できない点です。

まあ下に行けば行くほど対象自体が減っていくんですけど…。

 

インスタントである事を考えれば1マナ重くてもそれほど気にならないでしょう。

これも無視できない点です。

 

最後のクリーチャー・エンチャント・アーティファクトであれば土地でも抜けるというのは主にモダン以下で重要な点。

一応スタンダードにも宝物庫があるんですが、出されることは稀でしょう。

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特にウルザの物語に対して強力で、1マナで土地追放になります。

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白の弱点は土地破壊なんですけどねぇ…。

 

レアリティの差は保留。

通常セットのレアと特殊セットのアンコモンなら割とトントンでしょう。

メリットが多く今後はこちらの方がよく使われるようになるんじゃないでしょうか。

暗殺者の戦利品同様下でよく見かける1枚となりそうです。

ではでは!

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