ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

現実チップについて考える

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今日はこちら。

 

2/0/4の伝説のアーティファクト・クリーチャー-装備品・クラゲ。

クラゲは銀枠含めて12種類しか存在しないものの、初代大クラゲに加え、ラヴニカの献身で登場したハイドロイド混成体もスタンダードで活躍した事から、数の割には有名なクリーチャー・タイプ。

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0/4というスタッツは、相手の攻め手を止めるにはかなり有効です。

青という色自体長引けば長引くほど有利になる色なので、方向性もあっています。

 

戦場にいる限りいつでもライブラリーの一番上にあるカード1枚を見る事ができます。

これだけではアドバンテージに繋がりませんが、情報アドバンテージを得る事ができますし、不要であれば占術やリシャッフル等を絡めて別のカードを探しに行く事もできます。

 

しかし、現実チップの真価はここから。

(2)(青)払って換装する事で、新たな永続能力を使用する事ができます。

 

換装は今回登場する新しいキーワード能力で、これを持つクリーチャーはすべてアーティファクト・クリーチャー-装備品となるはずです。

(近い内にクリーチャー・エンチャント-オーラが出てくる気がします)

換装するに際し、換装を持つクリーチャー1体に加え、別の自分のクリーチャー1体が必要となります。

換装すると換装・クリーチャーは装備品となり、装備されている間クリーチャーで無くなります。

 

また換装にはもう1つモードがあり、同様のコストを払う事で再びクリーチャー化します。

ただ基本的には装備品として装備されている状態の方が強いと思います。

一応戦場からいなくなる訳ではないので、クリーチャー化したターンから殴りに行く事ができます。

 

装備品の弱点であった装備品は装備しないと何もしない、装備品ばかり重ねびくと何もできないを一気に解決する強力な能力です。

リミテッドではかなり暴れそう。

機体に搭乗→換装とかメカ好きには堪らない動きもできそうですね。

 

装備品の特徴として、装備しているクリーチャーが死亡した場合でも装備品として戦場に落ちるのですが、換装の場合クリーチャー化して戦場に落ちるはず。

装備品化されている状態であれば、システム・クリーチャーが全体除去されても戦場に残るのは凶悪と言っていいでしょう。

 

なお伝説ルールのチェックは同名のパーマネントをコントロールしているかどうか。

その為装備品化している伝説の換装・クリーチャーの横に、同名のクリーチャーを出すと普通に片方を墓地に送らなければなりません。

残念。

 

あまりそんな機会は無いと思いますが、換装持ちクリーチャーに換装している間に、換装されているクリーチャーを換装しようとした場合、換装されているクリーチャーが換装したタイミングで、換装されていたクリーチャーが換装されていない状態になります。

換装できるのはクリーチャーだけで、換装によりクリーチャーがクリーチャーでなくなってしまうと、対象不適正で外れます。

これを利用して換装を入れ替えることも不可能。

その為には1度換装しているクリーチャーを換装するか、換装されているクリーチャーを2回換装する必要があります。

 

現実チップの換装時能力は、ライブラリーの一番上から土地や呪文のプレイができる様にする能力。

未来予知と同等の能力であり、かなりのアドバンテージが期待できます。

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クリーチャーとして唱えて、換装するまでのコストは点数で見れば一緒です。

青単色と考えても打ち消し等をデッキトップから撃てるのは凶悪ですね。

次の換装先を出せるのも他の換装持ちには無い特徴だと思います。

 

フルパーミでは使えないものの、ミッドレンジ系のデッキで使われそうな1枚。

あなたもIntel入れましょう。

 

この前ダーウィンズ・ゲームで見たんですけど、世界中のあらゆる物体の物理的・力学的動きを知れば、未来も確定的に知り得る事ができるそうです。

この現実チップも恐らく同様の方法で未来予知をしているのでしょう。

とはいえそれは無限大の知識、計算力を持った人智を超える知性の話。

僕にはプレビュー評価すらうまくできません。

目指せラプラス。ではでは!

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