今日はこちら。
碑出告はそのシャーマンとしての才能を、混沌の鬼への崇拝に捧げました。
すべてはいずれ鬼によって破壊されると信じた碑出告は、早く片が付くようにと、破壊が広範囲に渡るよう尽力しました。
最終的には彼は大口縄によって倒され、鬼は風によって散らされ、再構成され、そして碑出告と融合します。
前回の神河で登場した際には、彼はタップだけで各プレイヤーのライフを半分にする豪快な伝説のクリーチャーでした。
同パックには猛火煽りというダメージを倍にするカードが存在。
ライフが偶数のプレイヤーを(自分含む)即死させるコンボが成立していました。
また同じく碑出告の名を冠する碑出告の第二の儀式はライフ10点のプレイヤーに10点ダメージを与えるカード。
ライフ20点の相手に能力を起動すれば条件を満たすことができます。
芸術点も高い十点満点のコンボです。
そんな碑出告君ですが、今回は黒単色で登場。
ただ舞台は前回から1200年後の上、そもそも最後鬼と一体化してしまったので、本人かどうかは不明です。
鬼と一体化した結果、デーモンが増えたし、1200年生き永らえたって言われても実際違和感はありません。
4/4/4の伝説のオーガ・デーモン。
いかにも黒といった種族ですね。
バニラスタッツはリミテッドなら頼りになりますが、流石に構築で戦闘するには些か物足りません。
そもそもシステムクリーチャーなのであまり積極的に殴りに行くクリーチャーではないようです。
黒を払い、クリーチャー1体を生け贄に捧げると占術2ができます。
臓物の予見者系統のカードですね。
サクリ台ですが1マナとはいえマナを支払うのはあまり強くなさそう。
その分占術2と範囲は広いですが、基本的には臓物の予見者の方が強そうです。
統率者にできるという点も不屈の援護者、ヤヘンニやスランの医師、ヨーグモス等が存在し、それほど魅力的ではない気がします。
まあ無いよりはあったほうが絶対いいんですけどね。
自身もサクれるのと固有色が赤黒なのが差別化できるポイントでしょうか。
(2)(赤)払ってタップする事で、ライブラリーの一番上を追放し、そのターン中プレイできるようになります。
またこれで追放したカードが土地でなければ任意の対象にそのマナ総量に等しいダメージを与えられます。
こちらは信じられないほど強力。
3マナ疑似1ドローに加え、不安定ながら火力まで内蔵してるのはリミテではボム以外の何物でもありません。
ダメージ量が決定してから対象を選べるので、過剰ダメージやダメージが足りないといった状態にもなりづらいです。
倒せる対象がいなければ本体に投げられるのもいいですね。
3マナ払ってる為めくれたカードがプレイできない可能性も高いです。
ただその場合は任意の対象に十分な量のダメージを与えられるでしょう。
逆に土地だと少し悲しかったりします。
ただそれは事実上1ドローであり、それが3マナなら十分許容範囲でしょう。
また能力を起動するターンは土地を先置きしない方がいいですね。
追放した呪文は手札の土地を置いてからでも唱えられます。
インスタントタイミングなのもすごいですね。
ブロッカーとして立ち塞がり、相手のエンドに本体火力として撃つ動きはなかなか強そうです。
最もその場合は追放したカードは大抵プレイできないのですが…。
勿論クリーチャーがいれば先に占術してヒット率を上げる事も可能。
起動タイミングの参考になりますし、クリーチャーを持ってくればまた占術できますね。
構築では使われなさそうですが、リミテではかなり強そう。
単体で20点稼げる最強クラスのカードだと思います。
さてそんな碑出告君ですが特殊アート版が存在します。
それがこちら。
当然全員黒単色です。は?
(黄色に違和感を覚えたかもしれませんが、白のネオンは蛍光灯なので…)
あなたは何色が好きですか?ではでは!