今日はこちら。
6マナの青のダブルシンボルのインスタント呪文。
土地で無いカードを3枚抽出した後、手札にある土地でないすべてのカードに、永久に「この呪文を唱える為のマナ・コストは(1)少なくなる」能力を与えます。
単純に考えても6マナ3ドローのカードですが、抽出により土地を引かないのが魅力。
確実に呪文を3枚手札に加えることができるという点でも強力な部類のドロー呪文です。
逆に言えば土地は引けませんが、スペル土地もありますし、そもそも6マナ出せる状態のはずなので、大体必要ない気がします。
アールンドの天啓も弱体化されちゃったし。
覆いを割く者、ナーセット等のドロー制限に引っかからないのも魅力。
一方で副陽の接近等ライブラリーの特定の位置に仕込まれたカードを早く引きたい場合等では通常のドローの方が強力になります。
一応抽出は他のカードの順番は入れ替えないという事になっているのですが、昨日やってあまりにも引かなかったので、もしかすると違うかも。
と、ここまでだけでも十分なカードなのですがこのカードの真価はここから。
抽出後に手札のカード全てに永久に「この呪文を唱える為のマナ・コストは(1)少なくなる」と言う能力を与えます。
コントロールであれば手札はこれで持ってくる3枚より多くなるはずですし、上記の通り抽出なので6枚以上軽くなることも少なくありません。
不特定マナしか軽くならないものの、コントロールであれば重めのカードが多く採用されている事もあり、軽くならない呪文の方が珍しい気がします。
むしろそういったカードは序盤の攻防に使われる為、これを撃った段階では手札に無い事も多いと思います。
このカードを使うべく、このカードのコストを減らせる霊媒師が採用されることも多々。
これにより4ターン目から使う事ができ、非常に強力なギミックとして注目を集めています。
霊媒とか言う未知の力で公式を発見するなんてまるでラマヌジャンみたいですね!
(20世紀にいた数学の魔術師。
わずか32歳でこの世を去ったものの3254個もの公式を発見した超人。
彼自身もなぜその公式が正しいのか理解できず「夢の中で女神が正しいと言っていた」位の認識だった。
おぼろげながら浮かんできたんですよね。
1/π=(2√2)/(99^2)Σ(n=0→∞)((4n)!(1103+26390n)/(4^n*99^n*n!)^4)と言う式が)
さらにこの効果は累積する為、これで2枚目を抽出できたりすると、さらに軽くする事も可能。
また溺神の信奉者、リーア等でフラッシュバックが付けば、1枚を複数回使いまわすことができます。
今後の青系コントロールのキーパーツとして採用されていくような気がします。
ただ現在は4積みされている事が多いですが、ミラーが多くなると大振りなこのカードは数を減らすかもしれません。
出身次元はおそらくストリクスヘイヴン。
それも数学に強いクアンドリクス大学のカードだと思います。
おまけとして個人的に好きな公式ランキングトップ5を発表しちゃいますね!
どこにも出してない初出しの情報ですよ!
1位 E=mc^2
2位 e^iπ=-1
3位 a^2+b^2=c^2
4位 F=ma
5位 sinθ^2+cosθ^2=1
それぞれ何の公式か分かりますか?
どれもかなり有名な式だと思います。
難解なアルケミーのメタゲームを読み切った、コントロールの公式は果たして見つかるのか。
ではでは!