ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

ヴォルダーレンの末裔、フロリアンについて考える

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今日はこちら。

 

ロリアンはイニストラードの4大血統の一つヴォルダーレン家の一員です。

彼は血を吸う為に人間を襲う事はありません。

代わりに彼は魅了魔法を使い、とある町の住民全員から彼等が死ぬ程ではなく、また彼と彼の仲間達が死なない程度の血を毎週提供する様要求しました。

彼はこの画期的な方法をヴォルダーレン家の始祖、オリヴィアに提案しようとしています。

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え?ヤク○…?

 

3/3/3先制攻撃の伝説の吸血鬼・貴族。

マルチという事もあり、スタッツ的には妥当な所でしょうか。

貴族は現状フレーバー以外の意味を持ちませんが、吸血鬼は前回及び今回の主要種族であり、各種サポートが存在します。

 

戦闘後メインフェイズの開始時に、あなたのライブラリーの一番上から、すべての対戦相手が失ったライフの総量に等しい枚数のカードを見て、1枚を追放し、残りを無作為の順番でライブラリーの一番下に戻します。

この追放されたカードはこのターンプレイできます。

 

非常に強力な効果であり、ガンガン攻めている状況であればかなりの枚数から追加のリソースを得られます。

また単体でも強力で3枚見れば後続の攻め手を用意できるでしょう。

プレイの為マナを使い切っていたとしても土地のセット権が残っていれば土地を探せます。

自分で殴りに行く必要も無い為、アドバンテージ源として非常に優秀な1枚です。

 

赤黒を相手にする場合、冥府の掌握の扱いには充分に注意すべきでしょう。

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ロリアンの横のクリーチャーを戦闘前に倒した場合、彼は血を2点献上したとして効果を発動します。

できれば自分のターン中に使いたい所ですが、黄金架のドラゴン等強力な速攻持ちクリーチャーも多いので難しい所です。

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弱点は除去耐性の無さ。

タフネス3も主要火力のいい的であり、何もせず落ちる可能性もそこそこあります。

とはいえそもそもが3マナクリーチャー。

それほど痛手にはなりません。

 

採用するのであればカード種類をバラけさせた構築の方が強力です。

めくれる総数が多く、枚数が少ない為、1枚刺しが特に有効。

新弾直後という事もあり、あれもこれも試してみましょう。

 

伝説なので統率者も楽しそう。

ハイランダーの為めくれるカードはすべて異なり、選択肢が非常に多くなります。

赤黒は直接ライフを詰める手段があるので、毎ターンアドバンテージを稼いでくれるかも。

ただ手札に加わる訳では無い為、コンボパーツを探すのが難しく、そこまで強くならないかもしれません。

 

リミテッドでは当然強力。

赤黒がライフを詰める性能が高く、ガンガンアドバンテージを稼ぐ事ができます。

3/3先制攻撃のスタッツもかなり強力。

ただ除去が強いのが難点でしょうか。

 

構築では発売直後はそこそこの活躍に留まっていましたが、新弾により各種吸血鬼サポートが到着。

赤黒吸血鬼の主要パーツとして採用されています。

データ上は白単に強力とされており、環境での活躍が期待できます。

 

こういった以前は活躍していなかったカードが躍進するのもまたカードゲームの楽しみの1つ。

引き出しに眠ったあのカードももしかして…?

ではでは!

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