今日はこちら。
今回のイニストラード:真夜中の狩りではブラム・ストーカーの有名な著書「吸血鬼ドラキュラ」とのコラボカードがボックスストッパーから登場します。
こちらのカードの場合正式カード名は不笑のソリン。
PWなど伝説かつ有名なキャラクターにも別シリーズのアートを当てているのは違和感が凄いです。
スレイベンの守護者、サリアに至ってはマジで誰だか分かりません。
その分イラストの世界観はピッタリです。
カード名は平仮名で「わらわずのそりん」。読めないですね。
おじいちゃんの結婚式なんですが、おじいちゃんという事はおばあちゃんいたはずなんで、まあそりゃ笑えないよねっていう感じはします。
はてさてそれでは。
変わり果てた姿となった今回のソリンの能力を見ていきましょう。
[+1]はボブ。
ただし先に見て手札に加えるかどうか選べるので、ボブ死する事はありません。
毎ターンのようにアドバンテージを稼げますが、失うライフが不安定。
土地であればライフを失うことなく手札に加える事ができますが、ゼンディカーの夜明けのスペル土地は表面のマナ総量を参照するのも逆風です。
本体も4マナと少し重い為、デッキ内の平均コストが高めになるのも辛い所でしょうか。
一応重いカードが見えた際には手札に加えない事も選べますが、それだと山札の一番上を見るだけの能力になるのもかなり痛いです。
多少のライフ損失はあるものの毎ターン引ける4マナPWはなかなか強力。
あまりに重いカードが見えた際には見なかった事にできるので、コントロールデッキでの採用もありそうです。
X呪文の食肉鉤虐殺事件とは相性がいいですしね。
ちなみに個人的損益分岐点は3点。(初期ライフ20点に対し初期手札7枚なので)
ただどうせ毎回戦況を見て判断できるのでその時その時で加えるかどうか選べばいいと思います。
[-2]は黒の2/3飛行絆魂吸血鬼クリーチャー・トークンを生成できます。
接死は無いものの吸血鬼の夜鷲相当なので大体3マナと言ったところでしょうか。
前弾のPWが着地後すぐに自身のマナ相応のトークンを生成していたので若干見劣りしますが、その分消費忠誠度が少なく2ターン続けて生成する事もできます。
防衛も可能。回復したライフで[+1]を使いましょう。
[-7]は13点ドレイン。
任意の対象を選べますが、大抵は対戦相手に撃ってGGじゃないでしょうか。
まさしく奥義にふさわしい能力で、昨今の撃っても勝ちが確定しないPWとは一線を画しています。
単体で見ると結構強そうなんですが、環境についていけるかと言われると微妙な気がしないでもないです。
トップレアとまではいかないものの構築でたまに見かけるようになるんじゃないでしょうか。ではでは!