今日はこちら。
スカージで登場したストーム呪文がヒストリック・アンソロジー5でヒストリックに参戦。
9マナと重い分、効果もド派手。
デッキからドラゴン・パーマネント・カードを探し、戦場に出す効果を持っています。
ドラゴンはどれも巨大で1枚で戦況をひっくり返す力を持っていますが、複数選んで持ってこれるこのカードの場合は撃った瞬間に勝利が確定する様に持ってきたいところ。
世界で初めて公開されたストーム呪文であり、その際にはファンデッキで少し使われる程度でした。
最初に公開したことを踏まえればおそらく公式としては最も強いと考えていたと思われます。
公式としてはストームというのは多分3位想定だったのだと思われます。
(というか危険性を正しく認識していれば苦悶の触手はアンコモンじゃないし精神の願望は世界に存在していなかったはず)
転機となったのは時のらせんでの再録時で煮えたぎる歌とボガーダンのヘルカイトが存在し、登場直後からドラゴンストームが成立。
唱えた瞬間勝利できるようになり、飛躍的に強くなりました。
世界選手権でも優勝する結果を残しました。
他のストーム呪文が1枚1枚の効果は小さいのに対し、これは1枚の効果が大きくあまりストームを稼がなくてよいのが大きな違いとなります。
ヒストリック環境であればストーム3でドラゴンの女王、ラスリス→峰の恐怖2体でピッタリ20点です。
(速攻が絡めばより大きなダメージが叩き出せます)
ティボルトの計略でも勝てますね。峰の恐怖めくってGG。
唱えている訳では無い為、アイレンクラッグの妙技が使えます。
十分組めますね。
問題はその遅さとキーカード依存のコンボに由来するハンデス耐性の低さ。
重いのでコジレックの審問が効かないのはメリットかもしれません。
ビルギストームのが早そうですね。ではでは!