ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

ダイヤモンドのライオンについて考える

f:id:rodasha:20210510095517j:image

今日はこちら。

 

一般的にダイヤモンドは世界で最も硬い物質であると言われており、その実物体の硬さを測るモース硬度は世界一とされています。

(現在ではより硬いウルツァイト窒化ホウ素等が発見されていますが、それが硬い事は間違いありません。)

であれば2/2と言わずもっとタフネスがあっても良さそうなものです。

 

しかし、ではダイヤモンドは決して破壊できないかというとそんな事はなく、意外にもハンマー等で叩くと簡単に割れてしまいます。

物体に力を加えた際にいかに壊れにくいかという指標に靭性というものがあるのですが、ダイヤモンドはこれが低く、日常生活で割れてしまうケースも少なくありません。

ダイヤモンドは砕けないとかいう有名なフレーズがありますが、真っ赤な嘘です。

MTGにおける破壊されづらさは間違いなく後者であり、むしろ2/2もある事に感謝すべきでしょう。

 

2/2/2のアーティファクト・クリーチャー-猫。

無色でバニラスタッツなので一応戦闘面では及第点といった所でしょうか。

 

手札を捨て生け贄に捧げる事で好きな色一色の3マナを得る事ができます。

暴れないようタップコストが増えましたが、ほぼライオンの瞳のダイヤモンドですね。

f:id:rodasha:20210510103040j:image

全身あるのに片眼と同じ出力には物足りなさを感じますが、左下に写っているライオンを見る限り完全に別物なので問題ありません。

 

マナを得る前に手札を捨ててしまう為、そこにある呪文は唱えられませんが、起動型能力やドロー呪文にスタックする事で、有効に活用できます。

手札から捨てた際に追放し、追放領域から唱えられるマッドネスも相性がいいですね。

 

マナ能力の為、スタックに乗らずに起動できますが、手札のカードを使えなくする為にインスタント・タイミングと明記してあります。

 

クリーチャー化した事で2マナ重くなり、除去されやすくなり、召喚酔いしてしまうとかなり弱くなっています。

というか何に使えるんでしょうかこれ…。

 

全身がダイヤモンドと仮定すると、身体は固く外敵はほとんど心配しなくていいでしょう。

一方で衝撃に弱く、少しジャンプしただけで足が粉々になりかねません。

ひびも入りやすい為、ここから片目を取り出すのはまさしく職人芸。

やはり貴重なものであったことは間違いなさそうです。

 

まあ血が赤くないので呼吸できなかったり、網膜を光が貫通する為何も見えなかったり、そもそも体が固くて動けなかったりとサバンナどころか集中治療室でも生きていけなさそう。

動くだけで奇跡です。

日々に感謝して今日も頑張りましょう。ではでは!

プライバシーポリシー