ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

ヴォ―パル・ソードについて考える

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今日はこちら。

 

ヴォ―パル・ソードとは、ルイス・キャロルの有名な児童文学小説『不思議の国のアリス』の続編『鏡の国のアリス』の劇中に登場する、「ジャバウォックの詩」において「ジャバウォック」を倒したとされる伝説の剣。

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無敵の怪物ジャバウォックに出会った少年が使ったとされています。

 

ヴォーパルはルイス・キャロルの造語であり、一説には鋭いとか致命的なと言った意味があるとされるものの、意味は不明。

ウィザードリィドラゴンスレイヤー等数々の創作で登場しています。

 

ダンジョンズ&ドラゴンズでは魔法の武器の特殊効果の一つに「ヴォ―パル」が存在し、相手の首を切り落とす非常に強力な効果を持ちます。

一方でゴーレムやスライムのような首がなかったり落としても効果がないモンスターに対しては効果がない武器となっています。

 

イラストではゴルゴンの首を落としてますね。

ゴルゴンもゴルゴンで接し持ちとして描かれることが多いのですが、首を切り落とされた伝説も有名です。

髪の毛が蛇で目を合わせると石になると非常に凶悪な怪物ですが、よく考えると首から上全ての脅威が集約しているせいで首を落とされたら何もできませんね。

(というか首を落とされたら普通に死んだが)

 

ちなみにMTGにもゴルゴンは主にテ―ロスで多数登場しています。

例えばゴルゴンの首

色拘束とか色々差はあるのですが、どことなく今回のカードと似ています。

性能は流石に下なのですが色を選ばないという点でどちらが優秀とは言えない感じがします。

(リミテッドなら両方とも見たら使うレベルだと思います)

 

黒1マナで出せるアーティファクトで、装備コストは黒黒。

装備クリーチャーに+2/+0接死と特殊勝利条件を与えます。

誰でも使えるのは原作準拠と言ったところでしょうか。

 

+2/+0接死の時点で十分凶悪。

装備コストの色拘束がきつい点を除けばこれだけで十分優秀なアーティファクトとなります。

1/1につけても3/1接死になる為、無視できないクロックを作りつつブロックしたら相討ちと非常に厄介なクリーチャーが量産できます。

装備品なので使いまわせるのもいいですね。

リミテッドでは色を決めうるボムレアになると思います。

(タッチは色拘束が厳しくて無理そう)

 

(5)(黒)(黒)(黒)払うことで装備クリーチャーが攻撃を通した際に相手を敗北させることができます。

触れられざる者フェイジの能力ですね。

起動コストが重すぎて通常は意識しなくていい能力ですが、逆に起動できるようになれば毎ターンマスブロを生成できます。

 

装備品につく能力の為、アーティファクト破壊されてしまうと効果が無くなってしまいますが、逆に言えば毅然たる一撃で装備を移し替えることで特殊勝利を動かすことが可能。

 

伝説でない方がおかしい剣だと思います。

装備コスト(1)(黒)にして伝説にしてほしかった。

ボックス購入特典ですが、多分リミテッドが主戦場でしょうね。ではでは!

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