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ストリクスヘイヴンで登場した初出がモダンホライズン2のフューチャーシフト・カード。
モダンホライズン2発売までモダンでは使用できず、現在使用できるフォーマットはリミテッド、ヒストリックを除けばレガシー、ヴィンテージのみです。
未来予知以外での初のフューチャーシフトということになるのですが、次の弾で出ることが決まっているということもあり、どちらかと言うと販促的な意味合いが強い気がします。
効果は土地か土地以外かを選び、それが捲れるまで公開していき、捲れたものを手札に加えるというもの。
土地が無いデッキと言うのはほとんどなく、土地しか入っていないデッキと言うのもありません。
マナスクしたら土地、マナフラしたらそれ以外と両方に受けがあるのは非常に柔軟性がありかなり強力です。
MTGの歴史は土地の歴史と言っても過言ではなく、プレイヤーは常にマナスクとマナフラの間で戦ってきました。
逆に言えばこの土地システムがMTGに数々のドラマを生み出してきたわけなのですが、プレイヤーとしてはこの事故をいかに回避するかが構築の焦点でもあったわけです。
渦巻く知識を代表とするドロー系カード(特に低マナでアドバンテージは得られないもの)はこれらの事故を回避するべく投入されてきました。
このカードを使いフェッチを切れば、土地を探しつつ重い呪文を戻したり、逆に土地を戻しつつ呪文を引っ張ってくることができます。
しかしこれはフェッチ前提の話であり、単体で見ればただの前借りにしかなっていません。
フェッチが結構な枚数入っているので結構決まるんですが、決まらなかった場合はほとんど1ドローでしかありません。
単体での強さで言えば豊穣な収穫は歴代トップクラスに入ります。
厳密にはドローではありませんが、だからこそ覆いを割く者、ナーセットや船殻破りを抜くことができます。
最強のキャントリップがドローではないというのも今後のトレンドになるかもしれません。
ヒストリックでは緑絡みのデッキで活躍が見込めます。
ミシック帯では例えばパラドクスエンジンで採用され、既に結果を残しています。
最近の緑のドローの優秀さが全く止まりません。
クリーチャー最強も青という噂があり、色の協議会は深刻な状況にある気がいします。
今後ティムールデルバー等で青のクリーチャーと緑のドローを活用することになるかもしれません。ではでは!