ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

ベレドロス・ウィザーブルームについて考える

f:id:rodasha:20210405071513j:image

今日はこちら。

 

マローヒントの『10点のライフを支払う』カード。

ストリクスヘイヴン5大学が1つウィザーブルーム大学の創設者である7/4/4飛行のエルダードラゴン。

スタッツが貧弱と侮るなかれ、各アップキープに死亡時に1点回復する1/1の邪魔者トークンを生成する能力、及び毎ターン1回だけ土地をアンタップできる派手な起動型能力を持ちます。

 

各アップキープに出る邪魔者はチャンプブロッカーに最適で、1点回復とはいえ積み重なれば無視できない量となるでしょう。

各アップキープなので2体ずつ出ますし。まさに邪魔者。

反面アタッカーとしての運用は難しいですが、そこは飛行を持つ本体に頑張っていただきましょう。

 

土地を全てアンタップできる能力はかなり強力で、続けて強力な呪文を連打することができます。

1ターンに1度という制限はありますが、相手ターンにも使用する事ができ、重い呪文を連打した後の隙を最小限にする事ができます。

マナを出してから起動すればランパンとして扱うこともでき、より重いカードを出すことができるようになります。

特に蘇生などで早期に出せていた場合、土地4枚から8マナなどにアクセスできる為、より有効に活用できます。

 

さて目下最大の敵は星海の大蛇、コーマでしょうか。

 

本体とトークンのサイズが二回り大きいうえ、打ち消されない、除去耐性、タッパーと色々な点で負けています。

こちらの利点は飛行と土地のアンタップ、及び色拘束でしょうが7マナまで伸びていれば2つずつ位あるような気がします。

色の違いはありますが、現在主流の緑黒の入るデッキと言えばスゥルタイランプとなればここはあまり差別化できるポイントではない気がします。

 

同様の事は早出しデッキにも言えます。

特にティムールでは色の合うコーマに軍配が上がるでしょう。

 

またキーとなる土地のアンタップもライフ10点とかなりコストが重く、順当なランプデッキだとまったく足りない気がします。

まして相手ターンでも起動するとなれば20点…余裕で起動できるならそれもう勝ってません?

じゃあミッドレンジにと考えると今度は7マナが重くて出てきません…。

スタンダードでは活躍しないタイプに見えます…。

 

環境が遅めで初期ライフも多い統率者戦向けのカードとなるのでしょうか?

大量に並べた土地を一気に起こせば莫大なテンポアドバンテージが取れます。

統率者で使うか普通に入れるかはさておき楽しいカードの一枚とはなるでしょう。

 

イラストはかっこいいんで誰かしら使うとは思います。

黒緑イラストは強いカード多いんですよね…。ではでは!

rodasha.hatenablog.com

プライバシーポリシー