今日はこちら。
日本選手権2020ファイナルを制した玉田遼一さんのリストです。
今流行のスゥルタイ根本原理ですね。
ランプして超重量級スペルを叩きつける動きは、代表的なランプデッキの動きそのものです。
このリストで特徴的なのはメインの神秘の論争4ですね。
環境にミラーを含めて青が多く、それらとの対戦を見据えたメタカードです。
また普通のデッキに対しても1マナ重いマナ漏出として使える為、あまり腐ることはありません。
打ち消し対策として大技を撃つ際に構えやすいのもポイントですね。
無いカードとしては絶滅の契機とエルズぺスの悪夢。
どちらもアグロやミッドレンジに有効なカードです。
上の神秘の論争が4枚採用されていた事と合わせて考えると、これらのカードが不要牌となるミラー戦に重きを置いていたことが伺えます。
実際本大会では26人中11人の選手がスゥルタイを使用しており、またトップ8にはその内5人が残ったことからも、メタゲームを正確に読めていたことがわかります。
(ちなみに青絡みは17人でした。というか多色デッキが多すぎます。)
その一方でサメ台風がないのも特徴的ですね。
カウンターされづらいキャントリップ付きのクリーチャーとして使えると同時に、出現の根本原理から唱えた時にも強力なこのカードは、青の絡む多くのデッキで採用されています。
またミラーでも有効なカードの一枚です。
しかし、このデッキにはメインから神秘の論争が4枚入っており、またサイドには秘密を知る者、トスキと星界の大蛇、コーマが入っています。
この2体は打ち消されない強力なクリーチャーで、放置するとそのままゲームが終わってしまいます。
ミラーでも大活躍する2体であり、おそらくこちらを優先したのだと思われます。
試しに昨日使ってみたのですが、3-2とあまり振るわず。
勝ちはミラー2回とイゼットテンポで、負けはティムールランプとジェスカイサイクリングでした。
大振りなデッキの為打ち消しに弱く、大技を消された上に返しにマスカン通されて負けることも。
ただこの辺は使い手の力量かもしれません。
実際神秘の論争撃って普通に3マナ払われたりとかしましたし。
君このゲーム初心者?もっと使いこなせるようにならなければ…。ではでは!