今日はこちら。
マローの言ってた三種類の起動型能力を持ち、1つは2枚目、残り2つは初となるコストを持つカードです。
ちなみに(氷)(氷)を持つカードとは霜の猛禽。
ただし凍て虫もコストに(氷)(氷)を含む起動型能力を持っていたりします。
怪物化すると+1/+1カウンターを2個得て飛行します。おや?
本体性能は1マナ1/1の氷雪スピリット。
マナレシオ相当とは言え、1/1バニラが戦場に与える影響は皆無に等しくこれだけならデッキに入ることはないです。
1つ目の起動型能力で2/3になり、さらに戦士になります。
2/3は戦力としてはまずまずで、リミテッドではよく見かけるサイズです。
戦士となったのでパーティにも入れるようになりました。
多分ギルドで冒険者登録したのでしょう。
2つ目の起動型能力で4/4になり、天使になって、飛行を得ます。
ただし戦士である必要があります、一番簡単な方法は1つ目の起動です。
リミテッドであればこのサイズはフィニッシャーです。
強力なクロックと回避能力を兼ね備えたパワー4のフライヤーは、遠い黎明期からゲームを決める力を持っています。
今回飛行を得る方法がイコリアで登場したキーワード・カウンターになっています。
非常にわかりやすいですね。
今後も落葉樹としてレア以上で登場するかもしれません。
3つ目の起動型能力で+1/+1カウンター2個と、戦闘ダメージを通す度に1ドローする能力を得ます。
天使である必要がありますが、これも2つ目の起動型能力でなることができます。
種族追加はなし。まあもういいですね。
全て合わせると6/6飛行、サボタージュ付きのスピリット・戦士・天使です。
ちなみにリミテッドで例えてますが、氷雪土地は配布されないのでピックするしかありません。
全体で3*8=24枚で平均3枚、倍の6枚取れたとしても4枚引くのに約20Tかかります。
諦めたほうがよさそうですね。
(氷雪を使わなければ基本土地なので門より軽いかもしれません。
ただ8枚取れても約14T…うーん…)
それぞれの能力は種族を参照している為、仮面林の結節点で飛び級が可能。
ただ2つ目が+3/+3飛行なので1個しか飛ばせません。
バグは使わない方針でいきましょう。
さて最後の能力ですが、実は何回でも起動できます。
つまり最後まで行っても何度でも強化できます。
カウンターはもちろん能力も累積する為、氷雪からの無限マナがあれば、一撃でデッキを引ききることも夢ではありません。
仮に氷雪島56枚とこれ4枚でデッキを組んだとしましょう。
運よく引ければ(マリガン可能)1T目に召喚。
2T目に攻撃し、1つ目の能力を起動。
相手はいて1/1くらいでしょうから多分素通りして残り18。
3T目に2つ目の能力を起動。
早くも4/4飛行が戦場に出て攻撃できる状態になります。
飛行があるので残り14。以降すべて攻撃が通ったと仮定します。
4T目に3つ目の能力を起動。
6/6飛行です。殴って引いて残り8。
まだカードを1枚しか使ってないので土地を置き続けてもドローで手札があふれるかもしれません。
5T目に3つ目の能力を再び起動すれば8/8飛行が誕生し、ゲーム終了です。
つまりこのカード1枚で5キルが可能となります。すごいですね。
じゃあデメリットです。これ一撃で除去で落ちます。
1:1交換ですし、1マナだししょうがないのではと思うかもしれませんが、強化のために毎ターンマナを払っています。
上の例だと4ターン目に落とされてしまうと戦場は4ターン土地をただ置いた人と同じになります。
(しかも手札は全部島!まあこれは自分が悪いのですが。)
そうなれば相手が普通に動いていた場合、相手のクリーチャーが並んでいるはずなので、もう巻き返すことは不可能でしょう。
火力呪文で考えても1T1点2T3点3T4点くらいなら普通にあります。
ただ先行取れた場合2T目踏みつけで落ちないのは結構朗報かもしれませんね。
楽しい拡大再生産ゲームができる(再生産?)クリーチャーですが、このゲームだと普通に開拓地も宝石も破壊されるためそこまで遊べないかも。
普通にボードゲームしません?ではでは!