今日はこちら。
面白い効果を持つインスタント。
次に出てくるクリーチャーかプレインズウォーカーを戦場に既に出ている伝説でないクリーチャーに変えてしまいます。
対象を取る呪文ですが、対象に取ったクリーチャーに対しては何も影響を及ぼさず、逆に対象に取っていないパーマネントに影響を与えます。
というか戦場にまだ出ていない呪文を対象に取ろうとすると、スタック上の呪文を対象に取ることになり、そしてそれは直感的に理解しにくい為、戦場のクリーチャーを対象に取るのだと思われます。
まあスタック上の呪文を対象に取る呪文普通にあるんですけどね。
ただあまり作りたくないというのも事実です。マローが言ってました。
ただ無駄に対象を取っている為に相手の呪禁クリーチャーを選べません。
そうでなくとも除去などで戦場からいなくなってしまうと、対象不適正により失敗します。
絶対に幻影の像に撃ってはいけません。
あと砕骨の巨人や峰の恐怖を対象に取るとライフが減ります。
まずは自分のクリーチャー呪文にスタックして使う通常の使用方法。
この場合、2枚使いますが強力なカードを戦場に出すことができます。
ただ伝説のクリーチャーはコピーできませんし、そこまで強力なカードがあるかと言うとかなり微妙。
さらに先に戦場に出ている必要があることも考えると、結構怪しくなってきます。
例えば5ターン目に出した長老ガーガロスをコピーできるのは6ターン目以降です。
かといって相手のクリーチャーを当てにするのは安定性にかけます。
むむむ…。
実は相手のカードをつぶすのにも使えます。
相手が繰り出してきたフィニッシャーを戦場にいる雑魚クリーチャーに変換してしまえば怖くありません。
この場合プレインズウォーカーもつぶせる為非常に使い勝手がいいです。
この時、世界を揺るがす者、ニッサでクリーチャー化した土地を選択すればそれは土地になりますし、ハイドロイド混成体を対象にするとそのまま死にます。
最後、というか本題ですね。
この効果は次に1体以上クリーチャーが出る際に対象のクリーチャーのコピーとして出る能力です。
つまり複数体のクリーチャーが同時に戦場に出るのであればそれらを全てコピーに変えることができます。
今注目されてるのが波使い。
これは信心の数だけ1/0エレメンタル・トークンを出すとともに、エレメンタルのロードでもあるクリーチャーなのですが、仮に信心が本体込みで3点ある状態で出し、トークン効果にスタックして出すと、波使いのコピーが3体戦場に出てそれらが各6体(本体がそれぞれ信心1)計18体のエレメンタルトークンを出します。
波使いは戦場に4体いる為彼らは5/4となり、次のターン一斉に攻撃すればまず勝てるでしょう。
予顕で前もって置いておけばコンボのターンにかかるコストは青1マナ。
十分実用的なコンボと言えます。
なおこの使用法は1つの効果で複数のクリーチャーが同時に召喚される場合のみです。
例えば硬鎧の大群は1度の上陸で大量に増えますが、これを使っても次の起動で出るトークンしか変身しません。
波使いと似たような効果を持つクリーチャーはスタンにもいます。
信心3で18体。ロードはいませんが普通に勝てそう。
特に横にいるのが太陽に祝福されしダクソスなら21点回復できる為、返しでやられる心配もありません。
白単信心復権なるか。ヘリオッドもこっちを見ています。
さてこのカードの影響を受けるのは次に戦場に出たクリーチャーかプレインズウォーカーです。
つまりもしクリーチャーが出るのにスタックされてクリーチャーが出された場合そちらが変身し…や、やめろー!うわあああああ!
ではでは!