今日はこちら。
イラストには大量の天使が描かれています…多分。
使い方次第では8体の天使を出すこともできる為、原作再現ができますね。
普通に使うとセラの天使相当のトークンを1体生成する4マナのソーサリー。
黎明期はフィニッシャーとしても使われ、一時期はレアにまで上り詰めたものの今ではもう昔の話。
賛美されし天使や悪斬の天使等、性能の優れた後継機がやってきた為に戦場では見なくなった初代白い悪魔。
ただし1マナ減るのであれば話は別で、モダンホライズンで登場した慈悲深きセラは4ターン目にセラの天使相当のトークンを生み出すことができる為、非常に注目を集めました。
まあ集めただけで全然使われなかったのですが…。
通常使用のみを考えれば、スタンダードで使えない特殊セットのカードだったとはいえ、慈悲深きセラの実質下位互換(PW本体が付いてこない)であり、あまり活躍は望めないかもしれないです。
ちなみにこれはあくまで構築戦の話であり、リミテッドであればセラの天使は今でも八面六臂の活躍をします。
盤面の膠着しやすいリミテッドでは回避能力を持っていることは大きな加点要素であり、彼女の場合4/4とサイズが大きい事、警戒を持っている為防御でも隙が生まれない事等から非常に強力なクリーチャーとなります。
4マナで同等のトークンが出せるこのソーサリーについては、もはや言うまでもないですね。
さてこのカード実は予顕能力を持っています。
予顕とはカルドハイムで登場した新メカニズムであり、自分のターン中に予顕を持つカードが手札にあれば、2マナ払って裏向きで追放し、後に予顕コストでそれを唱えることができます。
リバースカード、オープン!
ちなみに遊戯王の罠カードみたいに実際1ターン待つ必要があったりします。
ふぅん?
で、そのコストは(X)(X)(白)であり、予顕していると代わりにX体のセラの天使トークンを生み出します。
仮にX=1とすると総コストは5になりますが、3ターン目にセラの天使を着地させることができ非常に強力です。
4でもダメだったからってやりすぎでは…?
総コストだけで考えれば(X)(X)(2)(白)でセラの天使トークンをX体出す効果であり、警戒と色拘束の分天使への願いより強力です。
またX=1でセラの天使以上なので、強いカードであることは間違いなさそうです。
ただ活躍するかと言われると結構怪しいかもしれません。
最大の敵はエメリアの呼び声です。
かなり役割が被っている上、こちらは土地としても使える為、呪文としてしか使えないこのカードが採用されることはあまりない気がします。ではでは!