今日はこちら。
日本選手権2020冬で優勝した黒田選手が使用したスゥルタイミッドレンジです。
やはり自然の怒り、タイタン、ウーロは強いですね。
1枚でドロー、回復、ランプ、フィニッシャーとあらゆることをこなすこのカードは、来年もまたヒストリックを引っ張っていくことになるでしょう。
スタンダードでは出禁になってしまったのが悔やまれますね。
サイドボードのサメ台風はミラーをはじめとしたコントロール系のデッキで大きな効果を発揮します。
6マナで置けばかわいいサメ君達がわらわらと戦場を埋め尽くしてくれますが、このカードの真価はサイクリングです。
打ち消しの難しい誘発能力により生成されたサメトークンは、事実上瞬速と飛行とキャントリップを持っており、ブロッカーとしてもクロックとしても大活躍します。
たまには土地を見てみましょう。
スゥルタイには色の合うゼイゴスのトライオームがあります。
タップインでこそありますが、3色出る上に基本土地タイプを持ち、3マナと重めではありますがサイクリングもできる強力な土地です。
手札にだぶついたときにサイクリングできる能力は非常に有用で、サイクリングランドのない2色デッキでもたまに採用されることがあります。
除去にも目を向けてみましょうか。取り除きとかいかがでしょう。
これまた使いやすいカードですね。
通常クリーチャー除去は、アグロ相手には必須なもののコントロール相手では腐るというジレンマを持っています。
ですが、このカードはそういったコントロールデッキでもよく使われるプレインズウォーカーも3マナ以下であれば対象に取ることができます。
アグロからコントロールまで幅広く使える腐りにくい除去として、今後もよく見かけるようになると思います。
あとは絶滅の契機に、悪夢の詩神、アショク。
これらのカードの共通点がわかりますか?
今回紹介したカードはいずれも今年発売されたものです。
例えば自然の怒りのタイタン、ウーロの収録されたテ―ロス還魂記は、今年1月24日に発売されたものです。
ずいぶん昔のことのように感じられますね。
登場直後から常に環境の第一線で活躍し続け、今年最後の大会でも優勝という結果を残したこのカードは、まさに今年を代表する一枚と言っていいでしょう。
来年はどんなカードが発売され、私たちを楽しませてくれるのでしょうか。
楽しみですね!ではでは!