ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

吸血の教示者について考える

今日はこちら。

 

ヴィジョンズ初出の黒の教示者。

他のと違いライフ2点を追加で失うものの、カードタイプを選ばない為非常に強力。

悪魔の教示者と並ぶ最強の教示者。

ちなみに他の教示者がアンコモンなのに対し、こいつだけレア。

そのシステム辞めろ。

 

好きなカードを持ってこれる為、公開する必要がない。

知りたい?次のターンすぐ見せてあげるよ。

 

土地を持ってくることも可能。

時にはきれいに土地が繋がることが何よりも強いこともある。

 

サーチカードはその性質上キーカードを多く入れているのと同じような状態になる。

仮に1種類ずつのコンボだったとしても、これが4枚入れられれば、実質両方が8枚積み態勢に近い状態になる。

(実際にはコンボパーツが全部で12枚しかないものの、教示者+片方のパターンからコンボに向かえるので、その辺の計算は省略。)

一方で追加のリソースを要求されることになるのだが、それが1マナ2点なら最早リソース消費とは呼べないだろう。

 

サーチしたカードは直接手札に加わるのではなく、デッキトップに置かれる。

このため、カード・アドバンテージで見れば損してしまうので、本当に必要なものが何かよく考えて使いたい。

 

若干のタイムラグが生じることも重要で、それを引いて初めて効果を発揮することになる。

相手のエンドに撃てばすぐに引けるので、普通は問題になることはないが、仮に現スタンダードにあったとしても切除で落とされたり、廃墟の地でシャッフルされたりしてあまり強いカードになり得ない可能性がある。

(モダンやヒストリックなどがとんでもないことになる可能性があるので、やはり入れられないが。)

 

一方でタイムラグを利用して奇跡や相殺に使うことも可能。

まあそれよりより勝利に直結するカードを持ってきた方が強いと思われるが…。

 

登場当時は追加コストとしてライフを払っていたが、後に解決時に失われるようになった。

打ち消されればライフを失わずに済む為、強化と言える。

ヤシャーンもにっこり。

 

レガシーでは当然禁止カード。

ヴィンテージでも制限カードとなっている。

これを4枚入れることを許してしまうと、すべての制限カードが5枚ずつ入っているのと同じようなことになってしまう為当然といえよう。

 

強力なので調整版も多数。

最も近いのは伝国の玉璽

ソーサリーであることを除けば全く同じ。

ポータルにはインスタントが存在しないことも考えればむしろそっくり同じカードと言えなくもない。

というか吸血の教示者インスタントだったんか。

こちらもレガシー禁止ヴィンテージ制限。

調整版とは一体。

 

昔のレアながら再録禁止を免れた為、度々再録されている。

やはり再録禁止はユーザー側としては悪だよなぁ。

 

統率者戦でも使用可能。

ヴィンテージなんかよりよっぽど使われてそう。参入人数的な話で。

コンボデッキ横行する統率者ではサーチカードの重要性はヴィンテージなんかよりもよっぽど高い。

 

とはいえまだまだ5000円前後。カジュアルには使えないか?ではでは!

rodasha.hatenablog.com

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