今日はこちら。
4マナ4/4トランプルと機体としては小さめながら、殴るたび+1/+1カウンターが乗るため、あっという間に手がつけられなくなる暴走族。
トランプルもあるのでチャンプブロックしてもダメージが通ってしまう。
搭乗1とコストも軽く、製造1から出た霊気装置でも楽々運転が可能。
あまりに楽すぎて召喚酔いなのに搭乗しないよう注意。
構築ではキランの真意号や霊気圏の収集艇等他の強力な機体が優先された。
カウンターを利用する黒緑巻きつき蛇で稀に採用が見られた。
システムクリーチャーである巻きつき蛇を搭乗コストに無駄なく使い、毎ターン2個ずつ大きくなるのは確かに強力そう。
リミテッドではレアよりも優先されるべき明確な10点ボム。
搭乗コストが払えない方が稀で、殴るたび手が付けられなくなる。
1:2交換してでも止めるべきなのだが、そうするとリソース差で勝ちに近づける。
無色なので色も選ばず、4マナなのでアグロからコントロールまで採用できるカラデシュリマスター最強のアンコモン。
イラストはトリケラトプスをモチーフにしたかわいいデザインの列車が線路でないところを爆走している。
フレーバーテキストでも「ルールもレールも無視する為にある」とか言っており、まさしく暴走急行と言えよう。
ただ構築での活躍があまりなかったために禁止入りすることもなく、問題児だらけのカラデシュではむしろルールを守った側。
やっぱりルールは無視する為にあるとか言ってる奴の方が結局真面目だったりするんだなぁ。
一方でカラデシュのトップコモンであった改革派の貨物車は再録を逃した。
こちらも象に似たかわいらしいデザインをしているが、5/4トランプルで攻撃してくるという比較的カードパワーの高いカラデシュドラフトでも強力な1枚だった。
霊気紛争のカードパワーの低いカード達を排除する関係で、この両方をカラデシュリマスターに入れるとアグロ戦略が強くなりすぎるというのを危惧したのであろう。
放置するとそのままゲームを決めてしまう一枚。
車は急に止まりません。止められるうちに止めましょう。ではでは!