今日はこちら。
非常に強力なクリーチャーです。
緑系デッキなら4枚入れといて間違いないでしょう。
なぜ強力なのか。それはこのカードが3マナだからです。
ここでは3枚のカードを例に詳しく見ていきましょう。
1枚目は寓話の小道です。
1枚で二回上陸を誘発させるこのカードは、それが4枚目以降であればアンタップインさせる効果を持ちます。
つまりこれは4枚目の土地として出る機会が一番多いわけです。
上陸カードはそれ以前に戦場に出したいわけで、それがバフであれば3マナ以下が望ましいことになります。
その点で3マナであることは非常に重要な意味を持ちます。
最も4マナ以上の上陸が安全かと言うとまったく別の話ですが。
1人死んだし。
2枚目はグレートヘンジです。
新しいアドバンテージソースとして期待されているこのカードですがそのコストは重く、戦場に出すにはパワーの高いクリーチャーが必要になります。
カザンドゥのマンモスは上陸が1度起動すれば5/5になり、グレートヘンジのコストを4マナまで減少させ、4ターン目の設置を可能にします。
これも2/2/2や4/4/4ではできなかったことです。
また寓話の小道があれば7/7までパワーが上昇し、なんと2マナで設置できるようになります。
余ったマナは4マナなのですぐに次のクリーチャーを展開できるでしょう。
3枚目はエンバレスの宝剣です。
0マナクリーチャーを使わずに最速で出せるのは3ターン目になりますが、その場合1マナのクリーチャーを3体並べることになります。
これを安定させるためにはデッキに20枚以上1マナクリーチャーを採用しなければならず、現実的ではありません。
よって4ターン目が現実的なタイミングです。
これならば攻撃するクリーチャーは2体で済むので2ターン目、3ターン目と展開すれば十分間に合うことになります。
またエンバレスの宝剣は高いパワーを持つクリーチャーであればあるほど高い効果を生み出します。
カザンドゥのマンモスはそのターン中という制約こそありますが、瞬間的な火力は目を見張るものがあり、寓話の小道が絡めばそれだけで8*2=16点ものダメージを叩き出します。
そもそも瞬間的バフとトランプルと二段攻撃が強いという話だったりします。
最も大きな弱点は色拘束の重さです。
3ターン目の緑緑は結構用意できません。
しかし、それすらも大した問題ではありません。
なぜなら彼は土地としてプレイすることが可能だからです。
緑マナが足りない時に緑マナを供給することができるのは、対戦するうえでかなり助けになるでしょう。
小ネタ。表面のフレーバーテキスト
「あれは私に従うのではありません。私と協力しているのです。」は、MTGアリーナでエモートとして使用可能なものの一つです。
是非召喚した際に使いましょう。
今後もずっと見かけることになりそうな一枚。
少なくとも1年間は引っ張りだこだと思われます。ではでは!