ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

エメリアの呼び声について考える

エメリアの呼び声砕け散ったスカイクレイブ、エメリア

今日はこちら。

 

もしあなたが今スタンダードで放浪するもの、ヨーリオンミラーを制したいと考えているのであれば、このカードは間違いなく4枚入れるべきカードの一つです。

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昨日私は青白ヨーリオンを使ってマッチ戦:スタンダードで無事5-0することができました。

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ヨーリオンのデッキコンセプトはパーマネントを明滅させることで戦場に出た際に誘発する強力な効果を再度使用することで、その強みはボードコントロール力にあります。

その戦略を支える最たるものがエルズぺス、死に打ち勝つです。

ただこの除去は点数で見たマナコストが3以上という制限があります。

 

その穴を埋めるのがスカイクレイブの亡霊です。

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こちらは点数で見たマナコストが4以下という制限があります。

が、それ以上であればエルズぺス、死に打ち勝つの範囲となるため、組み合わせて使うことでほぼすべてのパーマネントに対処することができます。

 

スカイクレイブの亡霊が点数で見たマナコスト4以下のパーマネントを処理できるというのは正確ではありません。

処理できないパーマネントが二つあります。

一つ目が土地、そしてもう一つがトークンです。

 

エメリアの呼び声は4/4飛行と言う即座に対処を迫るサイズのトークンを複数体生み出します。

当然ガラスの棺意地悪な狼と言った限られたカードであれば対処は可能です。

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ただそれを引いているかどうかは別の話ですし、まして複数枚引いているかと言うと怪しいでしょう。

最も簡単な天使トークン2体の対処法は空の粉砕などの全体除去です。


しかし、ここでもう一つの効果が効果を発揮します。

エメリアの呼び声を撃たれた返しのターンに全体除去を放った場合、天使以外のクリーチャーは破壊不能を持っています。

ブロッカーのいなくなった他のクリーチャーは悠々と相手を殴りに行くことができるでしょう。

 

破壊不能を貫通する絶滅の契機を想像した方もいるかもしれません。

偶数を宣言すれば天使トークン2体と一緒に他のクリーチャーも一緒に巻き込んで処理することができます。

一方で奇数のクリーチャーは生き残ります。

例えば放浪するもの、ヨーリオンスカイクレイブの亡霊などです。

天使トークンは他の主力クリーチャーと比べて偶奇がずれている為、絶滅の契機で一気に流すといったことが難しくなっているのです。

 

通常7マナのカードを4枚デッキに投入すればひどい事故を起こします。

しかし80枚デッキであればその割合は薄まります。

しかし何よりこのカードは裏面が土地になっている為、序盤は土地として使用することができます。

これがこのカードを4枚入れることを推奨する最も大きな理由かもしれません。

撃てなければ土地として使い撃てればゲームを決める1枚となりうるこのカードを4枚いれない理由はないです。

 

尚土地として置く場合3点のライフを支払うことでアンタップで出すことができます。

しかしヨーリオンデッキであればゲームプランは長いためこれをタップインで置いても支障のないタイミングは確実にあるでしょう。

もしこれをアンタップインで置かざるを得ない場合は対アグロデッキでしょうが、その場合3点のライフペイが痛すぎます。

勿論選択肢があるに越したことはないですが、アンタップインで置くタイミングはほとんどないでしょう。

 

他の神話スペル土地と比べてあまり注目されていませんが、間違いない強さを持っています。

一度使ってみてください。

エメリアの天使があなたに勝利をもたらすでしょう。ではでは!

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