今日のカードの前に少しグランドファイナルととある噂について触れておきたいと思います。
グランドファイナルではスタンダードでのオムナスクローバーの使用率が59.4%とトップ、ヒストリックではオムナスランプが34.4%とこちらもトップでした。
これはミシックチャンピオンシップⅣでのスゥルタイフードとシミックフードを合わせた使用率より上です。
またあくまで噂ですが、データ解析によりWotCが月曜に何らかのページを準備しており、これが緊急の禁止改定ではないかという予測がされています。
ただ公式発表もないあくまで噂なので、今回は禁止改定はないものとします。
とはいえ創造の座、オムナスの強さは疑いようもなく、いずれ禁止になるのではないかとも思っています。
まだ早すぎる気もしますけどね。
ただ遅かれ早かれいずれ禁止になると思います。
今日はこちら。
マキンディに住む巨大猪。
コジレックの帰還で目覚め、以降常に暴れまわっている。
彼が踏み荒らした大地には奇妙な草木が生い茂りますが、すぐにまた踏み荒らされてしまう。
4マナ4/4とスタッツは上々。
ただクリーチャーの質を誇る緑白としては小さめ。
エレメンタルシナジーはローテ前は結構いましたが、今や孤児護り、カヒーラのみ。
猪は特になし。残当。
戦場に出た際に平地と森を手札に加える。
踏み荒らした大地が肥沃な地になるという伝説再現能力。
基本土地限定とはいえ手札を二枚増やしてくれる効果はかなり優秀。
統率者に指定した場合はこの効果で土地が2枚ずつ増えていくことになるため、統率者コストの支払いに苦労しない、かも。
特徴的なのは二個目の永続能力。
呪文を唱えたり能力を起動させるために、ライフを支払ったりパーマネントを生贄に捧げることを禁じる。
共通の対抗色である黒に対するメタ効果である。
ヤシャーンは強者の為に弱者が傷つくことは許さないのだ。
一番影響が大きいのだと寓話の小道。
マナも出せない為、完全な無駄カードと化してしまう。
(修正)土地の生け贄は行けました。
ライフコストを払うフェッチランドはダメなようです。
またアドベンチャーお約束のフィニッシャー投げ飛ばしも撃つことができない。
ライフを支払えない効果は例えば悪魔の抱擁が墓地から唱えることができなくなる。
変わったところだと峰の恐怖に除去を撃とうとした場合、ライフを払うことが要求される為、除去を飛ばせなくなる。
完全にバグ技。
生け贄をコストとする呪文や能力の起動を無効化するだけなので、効果の結果として生贄に捧げたりライフを失わせることは可能。
自然の怒りのタイタン、ウーロ君残念でした。
リミテでは基本土地を多用することもありまあまあつよい。
寓話の小道の妨害など一部のカードにかなり効果的に刺さるものの、全体に影響を及ぼすため、スタンダードではあまり日の目を見ない…。
が、ヒストリックでは話は別。
これを採用するためにわざわざスゥルタイミッドレンジが色を足して4色ランプを完成させている。
生け贄を多用するジャンドサクリファイスに対し絶大な効果を発揮する他、ゴブリンのスカークの探鉱者、新生化、村の儀式など止まるカードが多々。
一方でスゥルタイの意義である思考囲いはコストではないため問題なく打つことができる。
下の環境では意志の力やフェッチを封じるため協力ではあるのだが、こちらも使えなくなってしまうのが痛く、ほとんど使われていない。
不毛なヒストリックを肥沃な環境に変える為、ヤシャーンは今日も行く。
頑張れヤシャーン!負けるなヤシャーン!ではでは!