ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

最後の血の長、ドラーナについて考える

今日はこちら。

 

001

 ドラーナは吸血鬼である。吸血鬼と言えば怪異の王であり、闇夜に紛れて生きるイメージがあるかもしれないが、グール・ドラズに住む吸血鬼達は普通に大手を振って歩いている。ただし、ドラーナはそんな吸血鬼の中でも別格の存在だ。通常吸血鬼は200年生きる。それだけでも一学生である僕としては長いなとは思うのだが、ドラーナは既に数千年を生きている。そんなこともあって吸血鬼の始祖である彼女は大都市マラキールのカラストリア地方を治める血の長となっている。

 

 

002

 今回の話は、エルドラージの脅威が去った平和なゼンディカーを舞台としている。天災の最中でないとはいえ、5人いた血の長も今や彼女一人となり、傷跡はまだまだ大きい。そんなゼンディカーの復興を目指すのか、あるいは支配を目指すのかはまだ現時点ではわからない。

 

003

 5マナ4/4飛行というのはセンギアの吸血鬼と同等の大型クリーチャーとしては一般的なサイズだ。戦闘能力としては一定の強さを発揮するだろうが、半面除去耐性などはなく、一般的な強さと言っていいだろう。

 

攻撃時に墓地の非伝説クリーチャーを1体+1/+1の修正と吸血鬼化とともに復活させる。血の長の眷属能力を表現したものであり、毎ターン盤面を強化していける。

 

004

 ただし、蘇生対象の選択権は相手にあり、1マナのクリーチャーを復活させるだけでは大した戦力にならない。そこで脱出を用いて定期的に墓地を掃除することで強力なクリーチャーを蘇生できるようにすることができる。

 

あまり除去しすぎると今度は蘇生対象がいない可能性も出てくるのでそこは注意。また速攻持ちを蘇生してもすでに攻撃宣言の後なので、攻撃できない。

 

005

 後日談と言うか、今回のオチ。結局クリーチャーを入れないと起動できないくせに入れすぎると効果が落ちる微妙なクリーチャー。速攻を持たず攻撃しないと起動できないため、出したターンには何もできない。またタフ4以外の除去耐性がないため何もせずやられてしまう可能性がある残念なカード。あまり活躍できそうにない。ではでは!

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