ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

運命の天使について考える

今日はこちら。

 

マローの言ってた白フェイジ。

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思ってたのと違う。

 

基本スタッツは5マナ2/6飛行、二段攻撃。二段攻撃なので実質4/6。

優秀と言えば優秀なのだが、なんかすごいバランスが悪い。

2/4絆魂とか6マナ3/6とかなんか平方に近づけてほしい。

 

自軍のクリーチャーがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたびにお互いにその点数分ライフを回復できる。

通常は相手が-X自分±0となるところを、相手±0自分+Xとする能力。

これ自体は出したターンから起動可能。

 

戦闘ダメージを与えた際にライフを得る効果が発動するので、そこでライフが0になればその能力がスタックに乗っている間にそのまま勝利できる。

戦闘ダメージ自体は与えているので、圧倒的洞察などは発動するし、絆魂の回復もできる。

また戦闘ダメージを軽減する九つの命とかがあった場合回復できない。

別にクリーチャー同士の戦闘では何も起こらない。

 

自分の終了ステップの開始時にライフ総量が初期から15点以上多い場合、これに攻撃されていたプレイヤーが敗北します。

つまり、勝利するための条件は三つ。

①ライフ総量が初期ライフより15点以上多い

②これがそのプレイヤーを攻撃している

③終了ステップ開始時にこのクリーチャーが生きている

 

①は通常の構築戦だと35点ということになる。

これのみで35点まで回復できるなら多分相手は他のクリーチャーでも死ぬので、他の回復手段を併用することになる。

 

運命の天使は速攻を持たないため、この条件を満たすためには速攻を付与するか1ターン待つことになる。

出したターンにはいくらライフがあってもそのままでは勝つことができない。

 

③これも結構重要で①②を満たしただけでは勝利できない。

2/6とタフネス偏重のスタッツを持っているが、環境には巨大瞬速飛行クリーチャーサメ台風が存在しており、安心できない。

 

ライフを得ることが禁止された場合が怖い。

特に自分のみライフを得ることを禁止されてしまうと最悪。

同時に登場した乱動する渦は対戦相手のライフを得る効果のみを止めるため、殴っても相手はダメージを受けず、こちらはライフを得られない手詰まり状態になってしまう。

 

またライフを回復した後でこれが除去されてしまうと特殊勝利が消えてしまう。

それ自体は他の特殊勝利カードにも言えることなのだが、特にこれの場合そこまでのダメージが全て回復になってしまっているため、勝利がかなり遠くなってしまう。

 

前回のゼンディカーで登場したフェリダーの君主は要求ライフが構築戦だと5点多いもののアップキープに戦闘のリスクを冒すことなく勝つことができる。

速攻を付与できないのであればこちらの方がわずかに早く、倒されたとしても相手にダメージを与えられているのでこちらの方が強い。

 

多分使われないと思われ。もうちょいなんか欲しかった。

 

統率者戦を意識したのか初期ライフよりという表記になっている。

1マナの白い悪魔とかいたしね。

1マナ6/6飛行絆魂とかやってらんねーのです。ではでは!

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