ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

ゴブリンの鎖回しについて考える

今日はこちら。

 

 

3マナ3/3先制攻撃という優秀なスタッツと着地時に相手全体に1点ダメージを飛ばすゴブリン。

 

 

ドミナリア発売時に行われたPWのルール変更を紹介するカード。

これ以前は呪文や能力でPWにダメージを与える場合、

1)対戦相手をダメージの対象にする

2)解決時にダメージをPWに移し替える

というものだったのが、現在の

1)PWをダメージの対象にする

というものに変更された。

これまでは少し回りくどかったのと、対戦相手が呪禁を持っていた場合、PWも焼けなかったのが、一気に解消された。

一方で対戦相手に対象を取らずダメージを与える効果はPWを焼けなくなり弱体化。

一番驚いたのは多分この人。

 

タフネス1を全滅させる効果で環境からタフネス1を駆逐した。

イクサランに存在した吸血鬼デッキやマーフォークデッキは1/1トークンを多用していたため、それらのデッキはわずか1弾で退場。

同時に登場した苗木戦隊やゴブリン軍団も村を追われてしまう。

 

一番大きかったのは、エネルギーデッキを駆逐したこと。

当時の赤単は非常に強力だったのだが、唯一勝てなかったのが、最大勢力だったティムールエネルギー。

サイズの大きなクリーチャーたちを全く倒すことができない。

禁止改定で上記二枚を失うも、グリクシスエネルギーに姿を変え、環境を牽引。

スカラベの神を筆頭に暴力的な力を振るい、その支配はローテ落ちまで続くと思われていた。

しかし、鎖回しの登場で状況が一変。

グリクシスエネルギーは序盤のエネルギーを光袖会の収集者に頼り切っていたのだが、これがタフネス1。

唯一の2マナ域を失った彼らもまた環境から姿を消すことになる。

 

二大巨頭の片割れが消えたことで天下を取った赤単。

しかしそこでもボーマットの急使地揺すりのケンラ等優秀だがタフネス1の生物が採用されていた。

ミラーマッチを考え彼らを抜いた赤単に待っていたのは、リソース不足という次の敵だった。

 

そこで白羽の矢が立ったのが屑鉄場のたかり屋

空いた2マナの枠を埋めるカードでありながら、何度も蘇生する厄介な能力で継続的な攻めを可能にした。

またスカラベの神に引導を渡した張本人でもある。

(スカラベの神がこちらの墓地から釣ろうとしたクリーチャーを追放し蘇生することができる)

結果として赤単もまた赤黒アグロへと姿を変えていくことになり、二大巨頭のその両方を環境から消したことになる。

 

ローテ落ちでデッキの大半のカードを失うことを理由に禁止を免れたのだが、その支配力はとどまることを知らず、新しく手に入れた実験の狂乱と共に赤単で活躍。

接死をつけることで相手を全滅させるコンボが生まれたりするなど、ローテ落ちまで活躍した。

 

活躍の場をヒストリックに移した後は少し落ち着いたものの、その威力は今も健在。

ゴブリンのミラーマッチでは相手の戦場を壊滅させる効果が強力で、新しい相棒と共に使われる姿も見られている。

 

弱点は当然(R)(R)(R)という厳しい色拘束。

これは単色デッキでも厳しく、3ターン目に出すためには赤マナ源が23枚は必要。

土地の一般的な採用枚数である24枚に近く、無色土地の採用がほとんどできなくなってしまう。

ラムナプ・レッド時代には陽焼けした砂漠の枚数を大きく減らさせ、このことも赤黒アグロに移行する原因となった。

また、コントロール相手には出たターンに1ダメージしか飛ばさない3/3の生物となってしまう為、あまり活躍できない。

サイドアウトされる一番大きな原因がこれ。

 

今なお環境に影響を与え続ける鎖回し

これからも元気に回す姿が見られることだろう。ではでは!

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