ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

白鳥の歌について考える

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今日はこちら。

 

白鳥の歌とは、白鳥が死ぬ間際に歌うと言われる美しい歌のこと。

転じて芸術家が死ぬ間際に出す素晴らしい作品。遺作。

 

たった1マナの確定カウンターだが、

代わりに2/2の白鳥を渡してしまう面白いカード。

 

対象にできるのは、インスタント、ソーサリー、エンチャントのみ。

フレーバーとしてはクリーチャーやプレインズウォーカーを消す方が合うと思われるが、

ゲーム的にはクリーチャーを止める代わりに、

クリーチャーを生成させるカードを使うのは少し変だし、

自分のフィニッシャーをかわいい小鳥に変えられた方も悲しいだろう。

クリーチャーに使えると強すぎるということもあり、ゲーム性の方を優先して、デザインされたのだろうと思われる。

 

2/2飛行というスタッツは思ったより強力で、うかつに使うと首を絞められかねない。

これは強力なデメリットである。

単体除去を使ったとしても1:2交換となり、コントロールの理念に反するので、

全体除去で巻き込んでいきたい。

一応ノンクリーチャーデッキ相手に機を見た援軍のコマとして使える。

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が、ブロッカーとしては使えないうえ殴られなければ一方を取られるブロッカーになるので、微妙か。

 

比較対象としては呪文貫きがある。

効果対象としてはあちらはエンチャント・クリーチャーが取れ、

こちらはアーティファクトが取れる。こちらの方がやや優勢。

不確定カウンターながら1:1交換ができる。

これがマナで回避できるようならこちらも他のカウンターが使えるだろう。

 

何よりもレアなのがマイナスか。作成しないことをオススメする。ではでは!

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