まもなくスタンダート・チャレンジがやってきます!
そこで今日は今の環境がどういう環境なのか考えてみたいと思います。
まずはMOの結果を確認してみましょう。
イベントで全勝したデッキのアーキタイプの集計結果はこちらです。
表1.2020/4/18~2020/4/23のスタンダートイベントでの全勝したデッキのアーキタイプ
1 | ジェスカイファイアーズ | 33 |
ジェスカイウィノータ | 2 | |
ジェスカイ | 10 | |
2 | ラクドスルールス | 12 |
ラクドスアリストクラッツ | 1 | |
ラクドス | 5 | |
3 | ティムール再生 | 13 |
4 | グルール | 6 |
5 | オルゾフルールス | 3 |
オルゾフ | 2 | |
6 | エスパーヨーリオン | 1 |
エスパー | 3 | |
7 | ジャイルーダ | 3 |
7 | 青白コン | 3 |
7 | スゥルタイミッド | 3 |
7 | バントヨーリオン | 3 |
7 | シミック | 2 |
シミック再生 | 1 | |
12 | ディミーア瞬速 | 2 |
12 | 青単 | 2 |
12 | バント | 2 |
12 | 赤単 | 2 |
12 | ジャンドフード | 2 |
17 | イゼフェニ | 1 |
17 | 創案フレンズ | 1 |
17 | ナヤ | 1 |
17 | 白青赤緑 | 1 |
結果を見てみるとジェスカイファイアーズが最も戦果を挙げていることがわかります。
ジェスカイファイアーズは構築をほとんど崩すことなく、
巨智、ケルーガを採用することができます。
ジェスカイファイアーズは創案の火を置いた後、
強力な5マナのカードを叩きつける必要があるのですが、
相棒の採用により少なくとも1枚を確定で保持することに成功しました。
これは手札がカツカツだったジェスカイファイアーズにとって無視できない強化です。
もう一人、ジェスカイカラーのPWが加入。
このデッキに入っているカードはすべて3マナ以上なので、
マイナス能力が手札消費無しの除去となります。
2番手はラクドスルールス。
夢の巣のルールスは非常に強力で常在型能力で毎ターンアドバンテージを得ることができます。
鋸刃蠍は死亡時に2点ドレインしますが、魔女のかまどで生贄に捧げ、
ルールスで毎ターン復活することでライフレースを優位に進めます。
3番手ティムール再生はそこまで目立った変更はありません。
ラクドスアリストクラッツには非常に有利だったので、
その影響でしょうか。
新規カードとしてはサメ台風が有ります。
が、採用していない構築もあり、採用されていたとしても1枚だったりするので、
そこまで大きく影響はなさそうです。
ところで、MOには当時重大なバグとして虚空の力線がジャイルーダに効くというものがあり、
修正の為23日以降バグ修正の為禁止されました。
(現在は修正され禁止解除されています)
実際ジェスカイファイアーズの中には虚空の力線を4枚採用した構築もありました。
これは墓掘りの檻と違ってケルーガの構築条件を満たし、
初手にあればただで出せ、ドロー枚数を増やします。
またラクドスルールスに対しても有効なサイドボードでした。
しかし、それ以外にも墓掘りの檻を採用した構築や
エイスリオスの番犬、クロノスを採用した構築も見られたので、
そこまで影響はないと思います。
加えて、集計期間中禁止されたのは6日中1日なので、
立ち位置としてかなり妥当なものだと思われます。
というわけで、週末のスタンダード・チャレンジには
ジェスカイファイアーズ、ラクドス・ルールス、ティムール再生のいずれかのデッキがいいと思われます。ではでは!
参考: