解呪はアルファから存在する最も古い置物破壊である。
基本セット第7版までは収録されたもののそこから色の役割が緑に移動。
帰化に取って代わられることになる。
その後も亜種が出続け、
ついに基本セット2020で再録を果たす。
スタンダードで使えるのは2006年の時のらせん以降実に13年ぶりとなる。
この解呪は現在最も使われたカードではないだろうか。
(基本土地は除く)
黎明期のカードは強力すぎるものが多い。
わずか2マナの万能カウンター対抗呪文は3マナになり、
1マナの3点火力稲妻は2マナとなった。
LotusやMoxは言うに及ばない。
一方でセラの天使や黒騎士は
リミテでは活躍するものの
昨今のトーナメントシーンでは
全くお呼びがかからない。
わずか2マナで置物を破壊する効果は
極めて強力ではあるものの
デッキによっては全く採用していないということも少なくない。
その為サイドカードとしての採用が目立つ。
とはいえ2種見れる範囲の広さ、
2マナのインスタントという使いやすさから、
現在も幅広い活躍をしている。
加えてレアリティは常にコモンであり、
リミテでもよく見かけるカードとなっている。
初心者から上級者まで
リミテからエターナルまで
アルファから現在まで
幅広く使われている解呪はまさに
奇跡の一枚である。
ちなみに同僚が赤にいる。
色の役割とはかくも理不尽なものである。
ではでは!