ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

解呪について考える

f:id:rodasha:20191203234531p:plain

解呪はアルファから存在する最も古い置物破壊である。

基本セット第7版までは収録されたもののそこから色の役割が緑に移動。

帰化に取って代わられることになる。

その後も亜種が出続け、

ついに基本セット2020で再録を果たす。

スタンダードで使えるのは2006年の時のらせん以降実に13年ぶりとなる。


この解呪は現在最も使われたカードではないだろうか。

(基本土地は除く)

黎明期のカードは強力すぎるものが多い。

わずか2マナの万能カウンター対抗呪文は3マナになり、

f:id:rodasha:20191204111404p:plain

1マナの3点火力稲妻は2マナとなった。

f:id:rodasha:20191204111419p:plain

LotusやMoxは言うに及ばない。

f:id:rodasha:20191204111438p:plainf:id:rodasha:20191204111449p:plain

一方でセラの天使や黒騎士は

リミテでは活躍するものの

昨今のトーナメントシーンでは

全くお呼びがかからない。

f:id:rodasha:20191204111635p:plainf:id:rodasha:20191204111646p:plain


わずか2マナで置物を破壊する効果は

極めて強力ではあるものの

デッキによっては全く採用していないということも少なくない。

その為サイドカードとしての採用が目立つ。

とはいえ2種見れる範囲の広さ、

2マナのインスタントという使いやすさから、

現在も幅広い活躍をしている。

加えてレアリティは常にコモンであり、

リミテでもよく見かけるカードとなっている。


初心者から上級者まで

リミテからエターナルまで

アルファから現在まで

幅広く使われている解呪はまさに

奇跡の一枚である。


ちなみに同僚が赤にいる。

f:id:rodasha:20191204115533p:plain

色の役割とはかくも理不尽なものである。

ではでは!

プライバシーポリシー